試験勉強お疲れ様です。
一級建築士試験は学科試験本番まで2か月を切りました。長期設計製図を受けられている方は、課題発表まで残りわずかです。
建築基準適合判定資格者検定受験される方は、これから勉強を始める人も多い試験ですが、すでに始めている方は考査Bの記述の多さを感じている頃でしょうか。
そんな試験直前を前にしたこの時期に今回はやる気について話していきたいと思います。
やる気の出し方
結論を先に言ってしまうと、「やる気」というものはどうやら脳科学的には存在しないみたいなんです…
とはいえ「やりたい」「やりたくない」という気持ちは存在するので、話を進めていきます。
筆者は20代で一級建築士と建築基準適合判定資格を合格しましたが、すんなり取れたわけではありません。一発で通ったのは学科試験のみで、設計製図は1回不合格、建築基準適合判定資格も1度落ちています。
一発で受かった学科試験では、以前書いたように法規は模試から本番まですべて満点しかとったことはないぐらい得意科目でしたが、一番やる気が起きない科目でした。
問題に加えて法令集も使わないといけないし、一番時間が足りない試験ですから特に集中して解かないといけないんですよね。
設計製図試験の作図も建築基準適合判定資格の考査Bもとにかく集中力と体力を使うので、それがわかってるとどうもやる気が起きないんですよね。
そこで1つ目のやる気の出し方です。製図試験の作図だけは途中でやめて、途中から始めることが嫌だったので、どうにか気合を入れてやり通してましたが、「とにかく1問だけ解いて今日は勉強しない。」です。
やる気が無い時に1問だけやればいいよってなれば、気持ちが楽になりませんか?1問だけならぱっと終わらせて寝るかってなりますよね。
実はこれ本当のたくらみとしては、「1問解いてみると、2問目も解くか…」ってなるのを狙っているんです。
脳科学的にもやる気というのは、やってから出るという欠陥仕様みたいです。
やってみて本当に1問しかやる気が出なかった場合は、もうその日は辞めちゃってください。以前書いた通り、睡眠はとても重要です。勉強しなかった分早く寝て、次の日以降に備えてください。そして次の日は、昨日やらなかった罪悪感からやる気が少しでも出てるでしょう。
続いて2つ目のやる気の出し方です。
それは、「落ちた時のことを想像する。」です。
恐ろしいことを想像させますが、自分もやっていたことなので…。
これは確かダルビッシュ有選手が言っていたことを、受験生当時に知ってやる気を出したやり方です。
試験に落ちた場合、来年また勉強をしなければなりません。なんなら今年よりもハードに。
平日の夜と土日は、最低半年は潰れるでしょう。家族、友達、恋人との時間も取れなくなります。
予備校に通われている方は、時間に加えて、来年も100万円払うことになります。
合格発表の時に自分の名前、受験番号の記載がないところを想像して、もっと勉強すればよかったと思うはずです。
そこまで想像出来たら、やることは勉強だけですよね。
まとめ
仕事をしながらの試験勉強が大変なことは僕も十分わかっています。
そんな中でも勉強をできる人が資格試験に合格できるんだと思います。
やる気が出ないときは
・とにかく1問だけ解いて今日は勉強しない ・落ちた時のことを想像する。
これをぜひ実施してみてください。